2/5 『小さいオッサン』

 

節分、2/3(月)深夜〜未明のこと。
土曜朝から咳をし始めたウチの娘。
塩うがいをしたらおさまったので、病院には行かなかった。
日曜にも咳は出るが元気いっぱい過ごし、動物的防衛本能からか外出は嫌がった。

夫と早めに入浴し、珍しく21時に入眠。
自分からこんなに早く眠りたがるのは超珍しい!これも自己防衛or治癒本能かしら。
...そんな風に感じたその夜。

いつものように絵本を読んで寝かしつけ、私もウトウト...(_ _)zzZ
ハッと気づいたら0時だった。(^^ゞ
夫が『お風呂に入れば?』と声をかけてくれた。

ではそうしようかと起きかけたら、熱いっ!(・o・)
『スゴイ熱!体温計持ってきて!!』
計ってみたら気持ちよいほど?グングン上がり...39.7℃。

はぁ...インフルエンザなのか?園でもらいましたか?
明日のお昼は友達と約束があるのに。  ...一瞬でいろんなことが過ぎる。

『予防注射がんばったから、直ぐに治るょ。』っと声をかける。
ガンコに冷やすのを嫌がるので、水分と薬を飲ませた。
すると。
妙に元気な声で娘がしゃべり始める。

『お注射がんばったからすぐお熱元気になるっていうコト?
そういうコト?あぁそうか。』

はぁ...熱で完全にハイになってますな、コレハ。(^^;)
そう思って、また寝かそうとすると、

ねぇ、おかぁさん、小さい知らないオジサンがいるよ!!

ハァ!?(・o・)

かなり驚くが、やっぱり熱で夢の続きか幻覚でも見ているのかと、心を落ち着け
『オジサン?どんな顔なの?福の神だったらいいのに。(*^^*)』
先日読んだ『貧乏神と福の神』の昔話を思い出したのだ。丁度節分だし『鬼』で
余計に怖がらせるのがイヤで、咄嗟に云ってみた。

娘:『フクノカミじゃないょ。(←断定) あのねぇ...エリー(朝ドラ:ちゅらさん)に出てた』
私:『えっ、ゴリ?』(←オモロイキャラ希望)
娘:『あぁそうだ、ゴリエだ。ホトちゃん(過去1回だけ観た:ワン・ナイ)にも出てたもん』
私:『はっはっは。じゃぁホトちゃんとかミヤサコとかも居るんじゃァない?』(←オモロイ方へ...)
娘:起き上がって『ほらっ、時計のウシロに入ったょ!ねぇ、見て!!!』(←大マジ)
私:『へぇ〜...ミエナイなぁ。』(←やや見たい!)

部屋中を捜すようにキョロキョロしていた娘がまた言う。
娘:『あっ、デンキ(スタンド)のとこくるくるまわってる、ねっ♪』
私:目を細めたりして『やっぱり見えないナァ...』(←かなり残念x)
娘:『シマジロウ(本棚)の間に入っちゃうよぉ!!(・o・)
   へぇ〜、こ〜やってペッタンコにもなれるんだ。へぇ、スゴイね!』

...確かに凄い。凄すぎるっ!!・・・悔しいくらいに見たいゾ。

その時、思い出した。
これはもしや『小さいオッサン』!!
はじめて聞いたのはかなり昔のガキツカ。ダウンタウンの松っちゃんが言ってた。
『妖精を見た』...いうハナシ。
妖精...フェアリー...のロマンチックさは全く無く、冷蔵庫の中とか机の引き出しに
『小さいオッサン』が座っていたんだと!!
オイオイ(爆)
いつものように 『んなワケ無いやろ!』っと一蹴されたが、
かなり真剣に『ホンマヤて!』と言い張っていて、印象に残った。
モチロン笑い話として。(*^^*)

2度目は、3年くらい前だったか?
TVで何かのインタビューに答えていた釈由美子サン(←この字?)が
やっぱり『妖精を見た』と。
お風呂でシャンプーしていた時、視線を感じて振り返ったら『小さいオジサン』が
排水溝の近くに居たらしい。ちょっと沈黙があって、慌ててシャンプーを流そうと
シャワーに手をかけたら...くるくると排水溝に吸い込まれてしまった、らしい。(^^;)

お正月、親友Yとお茶していた時、急に思い出して笑ったネタ。
『それなのか!? ウチにも来たのか?』っと妙な期待感で聞いていると。

娘:『あっ、ちぃちゃんあの人はちょっとコワイ。(>_<)』
私:『ゲッ。また違う人がいるの?どんな顔なの?』(←コワイの嫌い!絶対イヤ!)
娘:『メガネかけてるの。あっ、こっち来るょ!w(゜o゜)w』(←少々顔も引きつって)
私:『ひえぇ〜!来たら困るょぉxxx
   アッ、メガネだったらグッさんじゃない?』(←あくまでもお笑い希望)
娘:やや落ち着いて『はっ、そうかも。』
私:『来ないでぇ〜!っていってみようか。』
娘:『うん、一緒に言って!』

2人:『せーのっ、グッさん、来ないで〜〜〜!!』

------ 沈黙。 ------

私:『どう?居なくなった?』
娘:しばらく念入りに部屋を見回して...
  『ウン。ゴリエは”チハルの世界”(棚)の中かもしれないけど。』

その後、娘は少し落ち着いて自分で照明を消して眠った。
ふぅ〜〜〜。参った。(・o・)
見たのかなぁ。。。見えていたのかナァ???


翌日、熱はウソのように下がった(37.6℃)娘は、少し寝坊しつつ元気に起きてきた。
部屋をふりかえり『グッさん、もう居な〜い♪(=^0^=)/ 』

あぁ...覚えていたのか。夢のウワゴトではなくて、意識はあったんだ。(寒っ)
インフルエンザだといけないので念のため受診すると、
『う〜ん、予防したとしても、こんなに元気なインフルエンザはアリマセン。』
と云われ、咳止めの風邪薬を処方された。

ほんとに数時間前まで高熱で顔が腫れてたんだよぉ!(謎)

昨年の2&3月、座敷ワラシ事件があった。
やはり節分頃には、私の見えない何かが訪れるのだろうか?

登園できなかったので、ウチの大豆を煎って2人で豆まきした。
『福は内、福は〜内、鬼は〜〜〜外〜っ!!!』

立春。春が始まりました。
やっぱり福の神だったらいいなぁ...ゴリエ。


※ご興味のある方は昨年2&3月のEssayもどうぞ。
   座敷ワラシのエピソード: 
3/25 座敷わらし
      節分のエピソード: 
2/3 『福は〜内!鬼は〜外!!!』

 


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