2/3 『福は〜内!鬼は〜外!!!』 

 

今日は節分。
この日を境に、春がくる。その節目。
一説によると干支はここで変わるらしい。
それをカタチにした行事が、節分。

以前保母をしていた時、節分は大イベントのひとつだった。
一度、この係にもなったことがある。

♪ 鬼〜のパンツは いいパンツ!
♪ 強いぞ〜〜〜! 強いぞ〜〜〜!
♪ 5年履いても ヤブレナイ
♪ 強いぞ〜〜〜! 強いぞ〜〜〜!

っと『フニクリ フニクラ』の曲に合わせて歌うのが恒例。(*^^*)

鮮やかな色の和風装束で手には豆を入れたサンボウを持った保母が登場。
これが『福娘』。
正真正銘、新しい『年』が訪れるのだ。
その役は年女(=その干支生れの娘)が勤める。

『豆を年の数だけ食べると今年健康で過ごせる・・・』等と
子どもたちに話していると・・・

園庭の外から鬼が現れる。(@_@)
鬼に扮した保母が登場すると、子どもたちは大パニック!!!
お話以上に、等身大(大人サイズ)の赤鬼&青鬼は迫力万点だ。
年少以下の子どもは泣き叫び、少し大きな子たちも固まる。

福娘が、必死に豆をぶつけて鬼を追い払うのを見て
年長の男の子のうち、ごく数名が果敢にも退治に立ち上がる。
予め用意していたサンボウの中の豆を力いっぱいぶつける!
鬼役の大人も痛いなどと云ってられない。
なるべく広範囲を駆けまわる。
少しずつ増えはじめる、勇気ある子どもたち。

すると、少しずつ鬼が痛がり始め・・・
怖がりながらもみんなの豆が宙を舞う。
そうなると、一気に形勢逆転!
鬼は、『たまらん、たまらんxxx』とやっとの思いで逃げ出して行く。

♪鬼は外〜 福は内〜
♪パラッ、 パラッ、 パラッ、 パラッ、豆の音〜
♪鬼は〜こっそり、逃げて行く〜

福娘は安心して皆のシアワセを祈り、舞うように飛んで行く。
メデタシ、メデタシ・・・である。(*^^*)y

っというわけで、歌にある『鬼は外!福は内!』の順ではなく、
今日からアナタも『福は〜内!鬼は〜外!!!』っと叫ぼう!
福娘が鬼退治に協力してくれるよう願って。

今年私は『福娘』だ。・・・ひとまわり余計な気がするが。(^^;)
ジャジャ馬が、鬼までも蹴散らしてみせよう!

たくさんの『福』が舞いこむように。
祈りを込めて、馬のように颯爽としなやかに駆け抜けよう!

『福は〜内!福は〜内!! 鬼は〜外!!!』



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