昨日、義父の誕生日祝いに出かけ、２３時前の帰宅。(^^;)
大人６人+子ども２人で５時間ほどを過ごした。
ず〜っとTVも音楽もつけず、会食＆子どもの遊びに参加してたので
荷物を置くと同時に禁断症状のようにTVのスイッチを入れた。

...あっ、さんまちゃん！？
ちょっと気になってた『さとうきび畑の唄』だ。

雰囲気だけでも味わおうとちょこまか動きながらもTVを見る。

ざわわ ざわわ　...

と流れる唄。哀しい唄。
滑舌の良いハイトーンの透明感が尚、哀しい。

少し前にレンタルした夏川りみさんのアルバムにもあった曲。
だから歌詞はなんとなく知ってて、サビだけ一緒に口ずさむ。

お風呂に入りかけた娘が足を止め一緒に口ずさむ。

ざわわ ざわわ ... ゆれる さとうきび畑

娘がお風呂から上がる頃、丁度ラストシーンだった。
エンドロールとともに、またフルコーラス。

ざわわ ざわわ ...

『哀しい唄。とっても。』私が云うと、

『誰のウタ？』っと娘。

こういうとき、分かる限りキチントフルネームで伝えているが、
『さくら』のことなど頭を過ぎり、一瞬解説しそこねていると。

『ケンじゃない？』っと娘。

『ん？...ケン？（友だち？）』(･o･)

私が煙に巻かれたように固まっていると、娘がスラスラと云った。

『だって、ケンはいつもカナシイウタ、うたうよね♪
　おじいさんの時計とか。(^^)b』

『...あぁ...あ゛？　ヒライケンね。』

イヤ違うだろ！絶対に間違ってマス！！

『ちがうよ〜、女の人だモン』
そこまで云って、吹き出してしまった。(^^ゞ

...いつも 哀しいウタを歌う　ケン...

結局、本当の歌い手を教え損ねた。
ラストもなんだか分からなくなった。

再放送が有れば、ぜひヒトリで見てみよう。
...『ケン』を忘れた頃に。