夏至の前…誕生日前日のこと。
その日、ものすごく久しぶりにスピリチュアルな刺激を受けた。
宇宙、心、マジック、超常現象…どれもキライじゃない。
というより、オカルト以外のちょっと不思議な空気が好き。
(コワイのは断じて拒否!)
これまで出会った愛読書と呼べる数冊は、
すべてこのエッセンスを含んでいる。
一等初めに気に入ったのは…
筒井康隆さんの『七瀬ふたたび』。
出会いは中学1年生まで遡る。
NHK教育で夕方連続ドラマとして放映されていたのだ。
…高校1年になって書店で文庫の存在を知り、その場で買った。
主人公:七瀬は20代前半の女性。...テレパス。
つまりヒトの心が声のように読み取れてしまう。
プラスα の力があるのは素敵なことだ。
憧れ追い求めても、得られるかどうか不確かな超能力は特に。
でも。出る杭は打たれる。
その能力のために度重なる転機を得、さまざまな能力者と出会い
...仲間たちと難を逃れ北海道の湖へ向かう。
鮮烈だった。
七瀬3部作と呼ばれるシリーズであることも知り、
『家族八景』『七瀬ふたたび』『エディプスの恋人』の3冊は
その後...私の7回の引越にも常につきあっている。(^^)
いろんなことを知りたい!解りたい!!
そう思って生きている。
七瀬のような力はない私でも、時々説明のつかない力に刺激され
また一歩前に進めることがある。
それはたいていひとりの時間にやってくる。 だが−。
一度だけハッキリと未確認飛行物体を見たことがある。
つまりUFOだ。
もう15年も前になるある夜。私は同じ寮に住む同期の親友と
帰宅する直前。
ウチの50mほど手前にある街灯付きの電柱のそばに
音もなく浮いているボールひとつ?
少しツヤ消ししたメタリックシルバーの完全なる球体。
...水銀の玉かと思った。
それが、とても軽やかに浮かんでいる? (・o・)
友と2人足を止め、固まる。
すぅーっと目の前を横切り、右方にある隣家の垣根の上へ
シャボン玉のように音もなく移動して、消えた?
消滅。...弾けたのではなく、キ・エ・タ。
友と目を合わせ、ほぼ同時に 『今の見た?』 と声を発した。
アレは一体何だったのかな?
で、その日出会えた方は、
それと同じような浮遊物体:いわゆる葉巻型のものが
複数整列しているのを見たという。
『アレはマボロシでは無かったのだ』と再確認する私。
心のどこかがすぅーっと穏やかになった。
時代が変わろうとしている。
まさに産みの苦しみを皆が味わっている今...
コレを抜ければ未来がある。
未の歳に拓けてゆく何かがある。
突然変異や未知なるものとの出会いも
限界多数に及ぶような気がしている。
根拠は無い。心がそう云っている。
この年、誕生日前後に出会う相手の中に
より深い縁が生まれるらしい。
そのためなのか、このひと月余り多くの人に出会える。
出会うこと自体が刺激になる。
その縁をつなげて...風を待とう。
6月の別名は、水無月の他に『風待ち月』。
波乗りのように、
新しい風の訪れを静かに待ってみよう。
何かが染みこむ心の余裕をもって。
明日は七夕。今、夏の扉は開いたばかり。
そろそろ風が吹き始めます♪
誰もに優しい風が吹きますように。(^^)
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