12/4 ミニ・コンサート

 

1日の日曜日、娘の通うリトミックスクールのスタジオで、ちょっぴり早いクリスマス
コンサートが開かれた。

チケットは大人も子どもも2000円。
...ちょっと迷ったので、一応娘に『行きたい?』っと尋ねてみた。
すると、迷わず『うん、行くよぉ〜♪(=^0^=)/ 』とのお返事。 案の定。(^^;)

先月はNHKホールで『おかあさんといっしょ!』ファミリーコンサートに初めて観たし、
GWには埼玉アリーナでモー娘。も観ているので、最近『コンサート』という単語には
かなり敏感な娘。

どこか大きなホールに行く気のようだが…不正解!
今日は徒歩3分のいつものスタジオょ。

ココまで読んで、子供向けコンサートといえばピアノやバイオリンかと想像したアナタ!
残念ながら、そちらも不正解!
今年は珍しいパーカッションのコンサートだったの。(^-^)b

どんな風だか想像もつかない。大人もワクワクで足を運んだ。

それほど広くないスタジオ。今日の定員は100人。
といっても、子どもがひしめいて床に座る。
見慣れたホールには、マリンバ2台+ビブラフォン1台+スネアドラムが見える。
マリンバは鍵の数が違う2種。

このリトミックスクールは、小学6年生まで通うことができて、その頃には作曲や
バンド活動なども自主的にはじめるという。今日は、一部参加もするらしい。
そんな、おねぇちゃんおにぃちゃんが最前列にたくさん座っている。

娘たちちびっこ仲間は、その直ぐ後ろに陣取り、お邪魔にならないよう要注意。
いつもと違う雰囲気に呑まれ、緊張と興奮が同居した顔で、妙にハイテンション。
開演を待つ。

いよいよ出演者の入場!
後部入り口から、無言のままにこやかにみんなの間を抜け、マリンバの前へ。
高音部で単調で短いフレーズを繰り返し演奏し始めた♪
すると、また。同じように入場して別のマリンバの低音部で音を重ねる。
...またひとり、またひとり...計4名が2台に分かれて同じフレーズを連打する。
迫力あるね。(・o・)

もう一気に引き込まれて、演奏に聞き入る。
G線上のアリア、TAKE FIVE、イパネマの娘...クラシック・ジャズ・ボサノバ...
様々な楽曲を演奏。
どうやったらあんなに早く各自4本のスティックを操れるのか...と見とれてしまう!
4人で計16音を出しているので、音が厚い。

スネアドラムの他に、木箱のようなドラムもある。
不思議な音のハーモニー♪♪♪

そして。さらに多くの小道具登場!曲はサンバ♪
それと同時に、会場を3つのパートに分け、リズムの異なる手拍子で全員参加!
マラカスを渡されたお父さんもいた。(*^^*)
なんだか楽しい♪(=^0^=)/

子どもたちもますます乗ってきたところで、クライマックス!
ボディ・パーカッションをレッスン内で少し練習していたらしい。

小学生以上のメンバー30名ほどが、7つくらいのパートに分かれている。
みんなちょっぴり緊張、でも自信をもって、手・ヒザ・胸をたたいて行く。
リレーのように受け渡すと、スポーツ観戦のウェーブを見ている気になる!
スゴイ、スゴイ、スゴイ!!

割れんばかりの拍手が送られた。\(^0^)/

続いて、低学年は席に戻り高学年だけで倍速で演じる。
全員で10名くらいなので、たったひとりのパートもある。
同じものとは思えないほど、切れがよくやはり巧みになった。

前回以上に大きな拍手がホールを包む。q(^-^q) ♪ (p^-^)p ♪ q(^-^q)

あとで聞いたところ、それぞれレッスン時間は異なるため、全員で合わせたのは
あの場が初めてだったそう。セッションだ。
小学生ってすごいね。
娘もいつかあんな風になるのだろうか?

その後、しっとりクリスマスソングの演奏に耳を傾け、最後に子どもたちの定番
『あわてんぼうのサンタクロース』を歌った♪(^0^)♪

外は冷たい雨。みんなの熱気で、スタジオの小窓や大鏡は白く曇っていた。

徒歩3分で出かけられる、プロによるミニ・コンサート。
田舎出身の私は、このゼイタクを心から羨ましく感じている。

 


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