10/30 『ゴメンナサイ』(^^ゞ

 

最近娘をよく叱る。(^^;)
3歳になって余裕が出てきたらしく、何でも1回声をかけたくらいでは反応もしない。
遊びに夢中な場合はあまりゴチャゴチャ云っても効果の無いことは目に見えている。
全く耳に届かないことも多いし、もっと意図的に右→左に聞き流すことも...。(>_<)

まぁ、それレベルなら『仏の顔(^^)』で、3度くらいは堪忍袋の緒はキュッと絞めた
ままでいられる。

が。前もって注意を促したり約束したことに対して拒否反応していながら、直後に、
想像したとおりの残念な結果を招くことが少なくない。
・・・こんな時は!!

例えばトイレ。
子どもには特有のトイレサインがある。
大人は自己コントロールできるのでもう滅多にそれを悟られることはないが、子どもは
無意識にモジモジしたり足踏みしたりする、でしょ?

それに気づくので、『トイレ行来たいんじゃ無いの?』と訊いてみる。
すると、『ち・が・う、行きたくないも〜ん!』なんて云う。
『そ〜ぉ?』・・・まぁ勘違いってこともあるか、なんて思ってると。
バタバタとトイレまでダッシュする足音!(^^;)
あまり慌てると、『一直線!』ではなく、なぜか蛇行したり遠回りしたりするのが
オモシロイ。(*^^*)

ウチのトイレは、電気をつけないと真っ暗。
スイッチは、娘が思いっきり背伸びをしてやっと届く高さ。
何でも自分でやりたがるので、普段は任せている、焦らなければいつもクリアできる
程度の障害だ。

ついさっき、『トイレに行きたくない!』と宣言してしまった小さなプライドもあって、
『手伝ってぇ〜』とは云ってこない。

この焦るほど難度が急上昇するこの第一関門を意地でクリアし、かかとを下ろした
途端、、、・・・×××!!!(>_<)

そこで、ヒトコト。

『かぁさ〜ん、ゴメンナサ〜イ♪』(*^^*)

なぜ、『かぁさ〜ん』なのか!?
いつもここでコトバを失う。(・o・)
この『』は、私には逆立ちしてもできない必殺技。
娘は、私とは全く別の『個』であることを痛感する瞬間---。

私はかなりの意地っぱりだ。多分。(^^ゞ
日常の些細なことなら『ゴメンネ』の大安売りができるが、こと感情が絡むと貝の
ように口をぎゅっと結んでしまう。...あまり好きではない自分のクセ。

現在ひとり娘なので、甘やかしすぎず、でも萎縮しすぎてちっぽけにまとまった人間
にはなって欲しくない、と切に願って子育てしている。その親心が伝わっての結果?
否、生来のひょうきんさの現れであろう、この性格。(・o・)
こんな時に、いつも以上の『ニッコリ(^^)笑顔♪』・・・とびっきりの営業スマイル、
炸裂!

ダレニ ニタノダロウ?...??...???

こちらのハナシを真面目に聴かない態度に腹は立つものの、どこか羨ましくもある。

『ゴメンね〜♪』(^^ゞ

この明るさで云いのけてしまえるなら、どんなに相手も自分も救われることだろう...と。
私の想う理想的な人物像とは、『ユーモアがあってチャーミングな人』。
自分と比較すると、この点で明らかに娘の方が勝っている。
というか、圧勝!

猫のようなしなやかさを、まだまだ学ばなければナリマセン。(^^;)

『こちらこそ、おこりんぼでゴメンネ

 


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