9/18 淡路夢舞台

 

前夜、淡路のホテルにチェックインしたのはもう20時をまわっていた。
ひとつインターネットで調べておいた宿が満室でNGだったから。

洲本市にある海岸沿いのホテル。
目の前が海岸のようだが、真っ暗で松林しか見えない。(^^;)
子ども連れなので、夫は少し広い方の部屋をとってくれた。

入ってみると、少し...じゃなく、想像よりかなり広い。
ベッドをくっつけるとキングサイズのようになった。
無論、娘は大はりきり♪
ベッドでジャンプした後ゴロゴロ転がり、ソファ、チェアと登れるものにはとりあえず
上がってみる。
トイレ、バス、洋タンス、デスクの引き出し、冷蔵庫、クローゼット・・・開くところは全て
これもまたとりあえず開け閉めしてみる。(*^^*)

一番気に入ったのは壁付けのデスク部分だった。
スタンドを点けてみて、チェアに座る。そこでひとこと。
『ねぇねぇおかぁさ〜ん、しょーがくせいになったらココでベンキョーしていいの?』

・・・はっ?(・o・)
つい先日、自宅マンションのお姉さん(1年生)のお宅におじゃましたからか。
自分専用のベッドと学習机に興味津々なのだ。
短く『そうだね』と答えておいた。
それでも娘は満足そうにそこに座り、昼間買っておいたドーナツとペットボトルを出してきた。
『ちぃちゃん、ココでひとりで食べるから。』(^^)y

あーあーそーですか。(^^;) 
もうレストランは閉まりそうなので、これから夕飯を食べに行こうというのに・・・ね。

ちなみに近くに見えた巨大なジャ○コは、『23時まで営業』と書いてあった。
すごいね。都内より全然遅くまで開いてるんだね。
そう思うと、何も急がなくていい気がして、心も少しのんびりして笑っていられた。(*^o^*)

その晩、娘は夫と大浴場に行き、大満足のうちに珍しくあっさり眠った。
よほど疲れていたんだね。
・・・大人も。(_ _)zzZ  

淡路島は玉ねぎの産地。
どこより甘味のあるジューシーな味がする。と思う。
すっかり刈り取られた田畑、2階建て高さの柱と屋根しか無い不思議な建物が
目に付く。・・・玉ねぎを干す小屋かな?
そんな小さな違いだけでも知らない土地に来た旅気分が味わえる。

短大の頃、一度だけ淡路に来たことがある。
でも保育施設の実習だったから、寮と施設の往復と、そこに着くまでのバスからの
眺めしか分からない。でも『五色浜』というきれいな名前の海岸線だったナ。
今回は、反対側(大阪湾側)をドライブすることになった。
途中、『花博』の頃できたものか立派な建物や、花の苗を売っているハウス、道の駅
(特産物の販売所)などがある。

突然、金のライオンが見えた。
W杯時のイングランドの練習場への案内。
折角だから、寄っておいた。
今日は一段と暑い。真夏の陽射し。36度以上ありそうだ。(^^;)
ゆっくりしている気になれず、日陰を求めて今度はべッカムも泊まったウェスティン
ホテルの地下駐車場に駐車。

『はぁ〜、暑かったねぇ』

ホテルは『淡路夢舞台』と名づけられた総合施設の一角。
円形の国際会議場、三角のホテル、四角い花苑は展望台に続いている。
コンクリート剥き出しの景色が続く。・・・安藤忠雄さんの設計らしい。
ここもまた異空間。

展望台まで登る気が失せるほど暑い。温室なんて論外。(>_<)
元気印の娘でさえ静かになるほどだった。
今日は諦めて降りましょう。

ホテルのロビーに赤いユリの花形をしたソファがあった。
『わぁ〜〜カワイイ♪』云うが早いか、娘はもう座っていた。\(^0^)/
・・・元気になったらしい。

キレイな新しいホテル。エスカレーターで降りる時にしか気づかないようなところに、
イングランド代表のパネルが貼られていた。
ファンではないが、確認できてうれしかった♪

◆さぁ、この旅最大の念願、いよいよ明石海峡大橋に向かいます◆


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