8/6 カナシイデキゴト

 


今日は一週間溜めこんでた想いを記すことにする。

これまで何度か私の昔の職業について書いた。
記憶の中のそこは、いつも明るく光に満ちみんなの笑顔であふれている。
大変な仕事で決して『楽』ばかりとはいえなかったのに。不思議。

そんな笑顔と光をふり注いでくれた恩ある先輩のひとり…W子ちゃん。
先週の今日、そのお姉さまから一通の葉書が届いた。
見慣れない名前。はじめ、なんのことやら全く判らなかった。
あまりにも突然の訃報。
なぜ神様は優しい花のような笑顔を連れていってしまったのだろう…。

ガンだったという。
手術・入院後も気丈に復帰し、昨年末まで勤務を続けたのだ、と他の先輩から聞かされた。

ヤルセナイ。

本人の強い希望で仕事関係者にもほとんど公表されないま内々で荼毘に付されたそう。
私に届いた葉書にも初七日も終え、すっかり過去のことのように短く文が綴られていた。
お礼の言葉とともに。

私がお礼を言う側なのに!
これもきっと彼女の心遣いなのだろう。
そう察するとより一層切なさがこみ上げる…。

3年前、これに似た状況に居た。
やはり大病だった親友。
毎月数回の手紙のやりとりでつながっていた。
何もできないけど『気』を入れて応援した。
友として、心をたくさん交換していたかった…ずっと。

今度はそれもできなかったょ。
年始の挨拶状…いつもと変わらず美しくのびやかな文字。でも、少し急いでたね。

『お子さんのいろいろな表情を見て 
子育てに力を注いでいることを感じました。
だんだんゆきちゃんに似てきたように思います。』

・・・どうしていいかワカラナイ。
仲間がみんなそう感じているよ、ねぇ、W子ちゃん!

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みんな、元気で居てください。
こんな私より、一日でも長く生きていてください!
私のまわりの知り得る限りの、これからもっと良くなっていくとしか思えないみんなの
命の輝きと幸せを、ここで強く強く願っています。


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