3/6 お多福・ひな祭り

 

つい先日、日記に風邪でダウン・・・と書いたばかりなのに、今度はおたふく風邪。
気分が晴れるヒマがない。仕事にもならない。
・・・やっぱり参る。(^^;)

それは突然やってきた。
その日、食欲が無かった千遥。
入浴を泣くほど嫌がるのも珍しい。
こんな『おやっ?』と思う事象が続くと、アヤシイのだが。

22時ごろ自らすすんで就寝。
ほっ。(*^^*)
ゆっくり眠れば回復する疲れかと思い、真夜中PCに向っていると・・・
『キャァ〜!痛いよぉ〜〜〜!!!』
突然、夢にしても尋常じゃない悲鳴が静寂を切り裂いた。

『どうしたの?大丈夫?』
『ママ〜、痛いよぉ〜!!!お耳がイタイよぉ〜〜〜!!!』

すぐに駆けつけ薄暗い中、よくよく顔を見て驚く!w(゜o゜)w
確実に、左半分大幅に腫れている!!!
もともとはアゴが小さい娘の顔の奥行きが、倍になったような気がした。
耳がいつもより小さく、腫れた頬の上に乗っかっているよう。

これでは間違いなくイタイだろう。(@o@)
耳が引っ張られるような違和感もあるのでは?
さっきまでは静かに眠っていたはず。かなりの短時間に
ここまで腫れたのを想像するとちょっとコワイくらいだ。(^^;;)

『オタフクだ。』・・・『ウッ、ヤラレタ。』のイントネーションで云ってみた。
すぐ横で眠っていた夫もさすがに眠い目をこする。即座に私が伝える。
『残念なお知らせがアリマス。千遥さん、オタフクです。』(^^ゞ

2週間ほど前、託児所から『おたふくかぜ』のプリントをもらっていた。
潜伏期間は2週間程度。おかげで慌てず対処できた。
ありがたく頂いてきてしまったのだろう。先生の配慮に感謝。

全く知らなかったら、何かの呪いかオソロシイ病だと思ったことだろう。

いつもとは違う、キーンと張り詰めたような叫び声。
『イタイよ〜〜〜』
真夜中3時。どうすることも出来ない。

患部をそぉ〜っと触り、
『イタイねぇ、イタイねぇ、ちぃちゃん何にも悪いことしてないのにこんなに腫れるのヒドイね。』
っとしか云えなかった。
常備してある痛み止めの頓服を嫌がるのをなだめながら飲ませた。
フ〜〜〜ッ。難儀じゃ。(^^;)

それからしばらくトントンしながら、
『早くよくなれ、バイキンあっち行け!バイキンは掃除機で吸い込もう!・・・』等など
思いつく限りのおまじないを唱え続けた。
少し安心したのか、腫れがピークを超えたのか、患部を上にして寝息をたてはじめた。

先々週はヒドイ風邪、病み上がりにこの仕打ち。神様はよっぽどご機嫌が悪いのか。
とんだ災難だ。

翌日、受診するとやはり『たぶんオタフクですね』という診断。
経過をみて、痛み止めの頓服を8時間以上間隔をあけて服用するように云われた。

『たぶん』と断りをはさむのは、一過性のニセモノもあるかららしい。
その場合、抗体ができないので繰り返しかかる。・・・ヒドイ。
こんなにイタイのだから、どうせならホンモノであって欲しいと願う。・・・親心。
まぁ、いただいた(うつった)ものならホンモノであるらしいのでほぼ確実。

私もこんな思いをしたのだろうか。
人間はスゴイ。
こんな痛みに耐えながら大人になってゆく。強くたくましく成長してゆく。

翌日は休めない仕事があり、知人に預かってもらった。
娘は痛みに耐えつつ、それなりに元気に過ごしている。健気。

夜、鏡に映った自分の顔を見て、
『おとぉしゃ〜ん、見て!ちいちゃんヘンなお顔してるよぉ!
ふふふ。ちいちゃん食べ過ぎちゃったのかな。』(*^o^*)ゞ

おいおい。(^^;)
食べると痛みが増すため、ここ3日ほとんど飲みものしか摂ってないって。

2月28日未明に発症。
少しずつ腫れが移行して2重アゴ状態になった3月3日。
いかにもお多福になったその姿でささやかながら私とケーキを食べた。(*^^*)
来年は楽しいおひな祭りだといいね♪



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