1/26 思い出のカケラ...その後

 

うぅっ! 久々の日記。(^^ゞ

木曜の夕方、材木屋さんからTELが入った♪

金曜は終日仕事で取りに行けず、ドキドキしながらすぐ近所の材木屋さんに向った。
あの古い柱は、3枚にカット(スライス状態=3枚おろし)、
丁寧に削ってもらったらしく、見違えるようにキラキラしている。
それが誇らしいとでもいうように、持てる香りのすべてを発散しながら、行儀よく重ねられていた。

奥から『先代のおかみさん』風の方が出てきて、私を見るなり
『これは良いヒノキよぉ〜!ほら、香りがスバラシイでしょう!!』
っと鼻先まで1枚を持ち上げた。

ちょっと面食らいつつも、『うわぁ〜〜〜!』(・o・)
本当に70年以上前に伐採されたことが信じられないような、鮮やかな薫りだった。

真っ黒で気付かなかったが、芸術的に美しい”節”が現れている。
内側の木肌はナント瑞々しい色・・・。

今度は奥から『先代』風の男性が出てきて、
『これは三重県のヒノキだょ。こんなに時が経っても香りがいいのは珍しい。
ほら、ここに虫食いがあるでしょう!この虫が入るのは温かい三重のヒノキの特徴なんだ。』

『ほぉ〜〜〜!』(・0・)っとだけ云ったが、
内心『そんなことまで判るのか。流石はプロ!』っと絶賛した。

やっと登場した『親方』風の方。(*^^*)
あんまりキレイに変身したので、迷いに迷ってひとつ分だけ表札サイズにカットしてもらった。

料金は、仕上げ次第なので引取りの際、ということになっている。
ドキドキ・・・。
こんなに仕上げてもらっちゃったら一体いくらなんだろう?
・・・\\\・・・

『カット代と削り仕上げ代で735円です。』
『えっ!そんなにお安いんですか?』(・o・)
ビックリした。
ハ○ズとか、ホームセンターならどれくらいだろう?

『カットの仕方を考えたらまたお願いしますっっ!』m(__)m

とにかく、大切にかかえて持ちかえった。
狭い玄関から、ダイニングの対端まで良い薫りが流れてくる。

いろんなメッセージを私に伝えてくれた柱。
次は”墨入れ”だ〜〜〜!
いよいよ新しい命を吹き込む。



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