12/19 ちょっと気を抜くと・・・

 

いかんいかん。
4日ぶりの日記。(^^;)

最近寒い。外にいるとどこからともなく寒さが肌まで注しこんでくる。
寒いのは苦手。『超』がつくほど。

私の実家は、中国山地の南側にあたる田舎にある。
南北の海に面している兵庫県の、かろうじて瀬戸内海側。
温暖だと思われがちだが、八方を山に囲まれた盆地なので、京都の気候に似ている。
だから農作物がウマイ。

朝晩の寒暖の差が激しく、夏は暑く、冬は底冷えがする。(^^;)
我が家の大黒柱は150年以上昔のものらしい。
屋根は萱葺きをトタンで覆ったもの。
広いのはいいが、隙間風も通りぬける現代建築とはかけ離れた建物。
そのうち、建替えるのだろうけど、今のところ未定。

『となりのトトロ』という名作があるが、ウチにはきっと『屋根裏のトトロ』が住ん
でいるだろう。
『真っ黒くろすけ』も数えられないほど巣くっていそう。(^^;;)

ウチの猫たちは、果敢にもこの屋根裏をよく探検していた。
ネズミもヘビも居そう、もとい、必ず居るはずでネズミ捕獲に励んでいた。
・・・イタチも居たかもね。

そういえば、毎年のようにやってくる『先祖の法事』。
数年前、250回忌というのを執り行った。私の知る限り最古。
ウチには代々家主が受け継ぐのミドルネーム(屋号?)みたいのがある。
父は『7代目権右衛門』。250回忌のご先祖は初代権右衛門の”父”なのだそう。

100年くらい前、村中が火事になったことがあり、当時のままではないが、大黒柱は
その生き残り。
この家を取り壊す時には、何が出てくるのだろう?
100年以上前の空気がカヤに守られて眠っている。幸運の白いヘビもいるのかな?
数十年ぶりに嗅ぐ空気や直射日光の匂いをどう思うだろう?

いろんな歴史が詰まった屋根。
コワイけど、『屋根裏のトトロ』には会ってみたい。

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