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ちょっと気を抜くと・・・
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いかんいかん。 4日ぶりの日記。(^^;) 最近寒い。外にいるとどこからともなく寒さが肌まで注しこんでくる。 寒いのは苦手。『超』がつくほど。 私の実家は、中国山地の南側にあたる田舎にある。 南北の海に面している兵庫県の、かろうじて瀬戸内海側。 温暖だと思われがちだが、八方を山に囲まれた盆地なので、京都の気候に似ている。 だから農作物がウマイ。 朝晩の寒暖の差が激しく、夏は暑く、冬は底冷えがする。(^^;) 我が家の大黒柱は150年以上昔のものらしい。 屋根は萱葺きをトタンで覆ったもの。 広いのはいいが、隙間風も通りぬける現代建築とはかけ離れた建物。 そのうち、建替えるのだろうけど、今のところ未定。 『となりのトトロ』という名作があるが、ウチにはきっと『屋根裏のトトロ』が住ん でいるだろう。 『真っ黒くろすけ』も数えられないほど巣くっていそう。(^^;;) ウチの猫たちは、果敢にもこの屋根裏をよく探検していた。 ネズミもヘビも居そう、もとい、必ず居るはずでネズミ捕獲に励んでいた。 ・・・イタチも居たかもね。 そういえば、毎年のようにやってくる『先祖の法事』。 数年前、250回忌というのを執り行った。私の知る限り最古。 ウチには代々家主が受け継ぐのミドルネーム(屋号?)みたいのがある。 父は『7代目権右衛門』。250回忌のご先祖は初代権右衛門の”父”なのだそう。 100年くらい前、村中が火事になったことがあり、当時のままではないが、大黒柱は その生き残り。 この家を取り壊す時には、何が出てくるのだろう? 100年以上前の空気がカヤに守られて眠っている。幸運の白いヘビもいるのかな? 数十年ぶりに嗅ぐ空気や直射日光の匂いをどう思うだろう? いろんな歴史が詰まった屋根。 コワイけど、『屋根裏のトトロ』には会ってみたい。 |
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